私たちの考え
360Academyの提供価値は「知恵の循環」です。
現場や地域に埋もれている「知恵」を発掘し、他の人も使えるように形を与え、循環させる。それが私たちの仕事です。
私たちの日常には、困難や課題が溢れています。 その困難や課題と人が向き合う時、そこには知恵が生まれます。 しかし、この生まれた知恵の中には、他の誰かが使えるように体系化され、明文化され、仕組み化され共有できるはずなのに、そうなっていないものも少なくありません。
私たち360Academyの仕事は、このように現場や地域に埋もれている「知恵」を発掘し、それを他の人も使えるように形を与え、循環させる事です。
世の中の困難や課題の多くは、ひとつひとつが固有に見えますが、実はその本質的な部分では共通しています。 それは、私たちが人間であり、人間が持っている特性は共通しているからです。
困難や課題の多くも、人間の特性から発生する一方で、それを解決するための知恵も、やはり人間の特性から生まれてきます。
例えば、ある企業の現場で離職率を改善するために教育の仕組みを導入したとします。 この知恵の中には、形を変えて他の業種や業態の現場でも再現できるエッセンスが含まれています。
あるいは、ある引きこもりの子どもが、テクノロジーと出会う事で情熱を取り戻し社会との接点を持てたとしましょう。 ここで発見された知恵は、形を変えて、他の組織やコミュニティの中で孤立している人の助けになる可能性があります。
このように、特定の組織、コミュニティ、地域で生まれた無数の知恵を、「共有可能な集合知」として保存し、学び、活用できる仕組みがあったらどうでしょう?
VUCAの時代と言われる、変化の激しい、不確実な、複雑で、曖昧な時代を生き抜かなければならない私たちにとって、そして、人口減少や高齢化、産業の衰退に直面している地方に暮らす私たちにとって、この「知恵の循環」は1つの生存戦略になり得ると信じています。
そして、この循環は、世代を超える事ができます。
今の学校教育は、残念ながら社会の実情が反映されるまで10年かかります。
しかし、この知恵の循環の発想で教育を再設計するならば、今、企業や地域の現場で発生している課題を解くための知恵を、子どもたち、学生とも共有できます。
次の世代の担い手を育てるための最良の教材は、今現在、世の中で発生している課題を実際に解くために試行錯誤する事です。
この知恵の循環を実現するために、360Academyは、企業の現場に入り込んで課題解決のための試行錯誤をする一方で、子育て世代のお母さんたちや、学生、そして子ども達とも課題と知恵を共有するための教育活動を行っています。
知恵の循環が実現すれば、組織に、地域に、問題解決の担い手が育っていきます。
私たちは、「人の可能性」こそ、最大の資源であり、最良の投資対象であると考えます。 特定の救世主や、外部の力に依存するのではなく、組織が、地域が、コミュニティが、そこに参加する人たちの集合知で自己成長をする。
360Academyはこのための循環装置となる事を目指しています。